不動産業のドル箱だった事業が、転売です。
転売ができなくなったので、現在の惨状になってます。
100億借りて10億利益を出すというビジネスモデル。
銀行も売れると思ったから貸していたわけです。
猫も杓子も転売転売となってしまったのが、
ほんの1年半ほど前の話。
競合が増えてきたときに、負けじと身の丈に合わない
投資をした企業の大半は、現在倒産しています。
潮目の変化に気付いて抑制した企業は、
大怪我しながらも耐えています。
もしかしたら、ブームに付いていく体力が幸いにして
無かっただけかもしれません。
トランプの「ババ抜き」とはよく言ったものです。
最後にジョーカー(不動産)が残ったら負けなんです。
需要と供給のバランスとはおおよそかけ離れた、
ジョーカーを引かせるための心理戦。
不動産業界のスリリングなお祭りはもう終わりました。
祭りが終わった今でも、
最後に残ったジョーカーを抱えている企業もあります。
借金で買った資産という名目になっているジョーカーは、
日々企業のバランスシートを蝕んでいます。
安く買って高く売るのは商売の原則。
お金を借りて利益を出すこともビジネスでは重要。
問題なのは、
身の丈に合っていたのかどうか?
ということだと思っています。
転売益で他の事業を始めた企業も多いと思いますが、
利益の桁が違うので馬鹿らしくなるのでは?と思います。
短期的なキャピタルゲインを狙っていた企業の大半は、
他の事業でもキャピタルゲインを真っ先に考えると思います。
そういう意味では、今回の不況は必要悪でもあります。
二度あることは三度あるのか?
三度目の正直になるのか?
後者に期待したいと思っています。