就職を意識し始めたのが、高校2年のとき。
就職するのか、進学するのか、いずれにしても
カリキュラムを選ばなければなりませんでした。
「技術的な仕事に就きたいやつは、物理と微積を履修すること!」
ということで(汗)、
建築がやりたかったわたしは苦手だった理系コースを選びました。
(当時は、進学せず大工希望でしたが・・)
「やりたいこと」のために苦手なコースを選んだせいか・・・、
とにかく建築に関しては人一倍こだわりを持っていました。
でも、今だから思えることですが、
この「やりたいこと」というものは、
社会人当初は厄介な存在でもありました。
経験も実力も無い、若者特有の根拠の無い自信のみで
突き進もうとして社会の壁に何度もぶつかりました。
「オレは、これがやりたいんだ!」
「こんなことやるために働いているんじゃないんだ!」
声に出さずとも、人一倍顔に出てしまう性格のため(笑)、、
先輩諸氏に不愉快な思いをさせ続けたと思います。
(この場を借りて、関係各位にお詫びします。。。m(_ _ )m)
わたしの場合は、
いろいろな失敗を繰り返していくうちに、
「やりたいこと」を当たり前にやることの難しさを知りました。
入社当初から「やりたいこと」をやろうとしていた自分が
今は恥ずかしいくらいです。
眉間にしわを寄せながらも、仕事を続けて3年が経過したくらいに
「んっ??なんかこの仕事いいかんじ・・・」
と思える瞬間がありました。
そのときは、夢中だったのでそれが何故そう思えたのか
分からなかったのですが、
今思うに、そう思えた理由は、
その仕事において、自分が「必要」な存在だったからです。
打ち合わせのスケジュールが、自分の都合で決まったり、
自分の作業結果を周囲が固唾を呑んで見守っていたり、
自分の行う仕事に「価値」が産まれたことで、
周囲から「必要とされること」が嬉しくなりました。
それからは、仕事に対する意識も変わって
入社当初嫌だったしんどい仕事にも遣り甲斐を感じて
自分に余裕ができるようになりました。
わたしは、気付くのが遅いほうだったと思います。
「必要とされること」の快感を早くに味わうことが、
成長するための近道だと思います。
ニーズを探して、
ニーズに応えるために何をすればいいのか?
ニーズに応えるために何が足りないのか?
常に考えることが大事です。
この過程にある仕事は、
決して「やりたいこと」ではないでしょう。
ただ、
ここで「つまらない」とか「やりたいことじゃない」とかで、
辞めてしまったり、手抜きしていたら
間違いなく、「必要とされない」人になるだけです。
これは、仕事上だけでなくプライベートでも同じことです。
人間はサボる生き物なので、
「やりたいこと」=「楽なこと」と勘違いしている人が多いです。
「楽なこと」は誰でもできるので、ニーズになるはずがありません。
「やりたいこと」は「必要とされること」なのか?
目を背けずに、考えてみましょう。