今日はマジメに照明について。
電気料金の削減に関するご相談をお受けしていて、
照明の話になりますと「コストカットにはLEDでしょ?」、
「LEDって高いんだよねぇ。」
とほとんどの方がLEDについての見解をおっしゃられます。
確かにLEDは“次世代の明かり”として
今後間違いなく照明の中心的なモノとなっていくと思われますが、
「LEDを採用するか否か」という線引きではなく、
照明設計において一番に考慮すべきことは
照明の質とそれに要する経済性のバランス、
ここに重点を置いた考え方を持っていただきたいと思います。
まず、照明の質とは、
①明るさ、
②明るさのムラ、
③グレア(まぶしさ)、
④演色性、
⑤フリッカー(ちらつき)などが、
また経済性とは、
①整備費、
②保守費(清掃費、ランプ交換費)、
③電力費などが決定要因となります。
上記した照明設計の要素と密接に関係するランプ特性要素として、
①ランプ効率、
②演色性、
③光色等があります。
①ランプ効率(lm/W)・・・ランプの全光束を、
その消費電力(ランプ電力)で割った数値です。
1ワットの電力で、
どれだけの光束(ルーメン)を発生させることが出来るのかを示しています。
②演色性・・・太陽光線で見たときとの色の見え方の差を指します。
見え方に差がある場合は「演色性が悪い」、
差がない場合は「演色性が良い」と評価されます。
③光色・・・光源から出る光の色を光源色(light source color)といい、
一般には光色(color appearance)と呼ばれます。
また、
JIS(日本工業標準調査会) において、
①基本照明(生活行為と安全のために最低限必要な照明)
および
②作業照明(作業行為を効率よく行えるようにする照明)
の明るさの基準が推奨されています。
当然のこと、作業内容はもちろん、
空間の用途により必要な照度が違いますので、
目的に合った明るさをとることは
照明計画を立てる上でとても大切なポイントになります。
現在ご使用の照明を見直すことで、
消費電力の削減はもちろんのこと、
作業効率のアップによる大幅なコストカットが可能になるかもしれません。
照明は室内の雰囲気にも大きく影響を及ぼしますので、
コストカットと快適さをバランス良く追及して
より良い空間作りを考えてみるのが良いでしょう。
明るい経費削減。日本のお店にプラス!