都内であった実話。
プロパンガス会社であるN社のセールスの方がやってきて、「ガス料金が安くなります」というパンフレットを置いていったそうです。そのパンフレットんは“1立方メートル当たりの従量単価が270円になる”とあります。270円というのは信じられないくらい魅力的な価格です。しかし、この方が今現在契約していて毎日プロパンガスを供給してもらっているのは当のN社だったのです。
普通、ガスのセールスの方はプロパンガスのボンベを確認し、自社のお客様かどうかを確認してからセールスするものですが、このセールスパーソンはどうやらその確認を怠ったようです。
ちなみにこのお宅のガス代は現在、従量単価513円だそうです。もちろん513円はすごく高いです。契約したのは6年前。多分初期の頃は270円とか安かったのかも知れません。でも6年間で何と2倍近くまで単価がハネ上がってしまったのです。これではこの方が不信感を持たれるのも無理はありません。とんでもない話です。
実は、このような例はたくさんあります。セールス当初は非常に安い価格を提示・・・。これはまさに「見せかけ価格」ですのでご注意ください。安いのは初めのうちだけで、ドンドン上がります。一気に上がると誰でも気付くのですが、少しずつ6年もかけて上がると案外気付かないものです。
神奈川県でもこうしたことから訴訟問題にまで発展したことが先日の新聞に載っていましたが、これは消費者の情報不足を逆手にとった悪徳商法である可能性が高いです。関東・東海地方の現在の適正価格は1㎥あたり300円から360円の間です。これより高いのは勿論ですが、極端に安い場合も「何か裏があるのでは?」と疑ってかかりましょう。うまい話にはご用心を!
さらに!
この記事を読まれた愛知県在住の方!「プロパンガスのセールスなんて来たことがないよ。」とおっしゃられるでしょう。そうなんです。愛知県においては、プロパンガスのセールスは行わない、と業界で自主規制を布いているようです。他府県でもそういうところが多いかもしれません。「煩いセールスが来ないっていうのは良いことだね」とおっしゃる方もおられることでしょうが、裏を返せばプロパンガス業界においては企業間の適正な市場競争が行われていないということでもあるのです。自主規制といえば聞こえは良いですが「ボク達、せっかく独占的に儲けてるわけだし、変に消費者を煽って低価格にするのは馬鹿らしいよね、仲良くやっていこうよ!'`ィ(´∀`∩ 」まあ、こんな感じでしょうか。下手に他社のお客さんに手を出してしまえば、その分、“しっぺ返し”を食らう、さらにはプロパンガス会社の集まりで糾弾されるなんて話をどこかで聞いたことがあります。以前にも書きましたが「取ったら取り返す」というようなヤ○ザな世界が繰り広げられているわけです。
プロパンガス料金は公共料金ではありません。皆さん、ぜひ「賢い利用者」になってください!
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