一旦、小諸駅に戻って、構内の蕎麦屋で腹ごしらえ。
小諸駅舎横の自由通路を通って南側の小諸城址懐古園に向かう。
何度も訪れているが今回は15年ぶりである。
入り口に重厚そのものの三の門(国重文)が建つ。
明和3年(1766)に建てられた二層の矢倉門で石垣が続く。
三間楼門の寄棟造で左右に袖塀が付く。
入ると左手に徴古館が建っており、小諸城の武器、甲冑、古文書、書画などを展示している。
受付で入場料を払って園内に入る。
すぐ眼の前の二の丸石垣は昭和59年に復元された。
写真は二の丸跡入口。
北の丸跡は、今は弓道場となっている。
向かい側には南の丸跡とある。
右手に懐古園稲荷神社。
元禄15年(1702)に勧請。
本丸の入口である黒門橋を渡る。
橋下は紅葉の名所とのことだが、覗き込んでも時期的に樹木が生茂っているのみ。
続いておカゴ台跡とあり、本丸の手前でありここで駕篭から降りられたところ。
その先に懐古神社が祀られており、入口に石鳥居。
写真は拝殿。本殿は昭和62年に改築。
明治13年の創建で、祭神は幕末藩主牧野公歴代の霊、菅原道真、火之迦具士命。
社殿前左手には風流な池と庭園。
その横に山本勘助愛用の鏡石。