旧北国街道は突き当って右折しており、その通りに面白い酒屋が建っていた。
さらに右手に宗吽寺(そううんじ)の石柱門と長い参道。
左手の細長い建物は立体駐車場。
参道の先に建つ鐘楼門は一間一戸入母屋造で二階には花頭窓。
本堂は桁行7間の入母屋造。
真言宗智山派の寺院、山号は海堂山。創建は不詳。
歴代上田藩主の祈願所でもあった。
清涼大師堂の前には二本の迎え手がある。
不動堂は赤い縁があり見栄えがする。
稲荷社は石祠。
また境内の石憧は正平4年(1349)の南朝方の年号。
写真は境内の庫裏。
次の信号から旧北国街道は今度は左折するが、反対に右折したところに願行寺(がんぎようじ)の四脚門が建っている。
享保3年(1718)築の切妻造の軒唐破風。
なかなか立派な本堂。
宗派は浄土宗、山号は功徳山。
創建は天正14年(1586)に真田昌幸によって中興開山。
境内には天満宮が祀られていた。