多宝塔横からは長い石段があり、慈尊院の守り神丹生官省符神社(にうかんしょうぶじんじゃ)の境内に。

またここは高野山根本大堂を経て奥の院までの道109m毎に町石が立っており、ここがその起点という。

 

高い石垣を見上げて少し躊躇したが、途中休み休みしながらようやく登りきる。

この石段を見下ろした写真。

 

境内入口には赤鳥居が立っている。

 

正面には拝殿

創建は弘仁7年(816)に空海、祭神は丹生明神、高野明神ほか。

 

拝殿内を覗いてみる。

 

奥には本殿三棟(国重文)が並ぶ。

春日造檜皮葺の一間社で丹塗りの極彩色。

右からの一殿と二殿は永正14年(1517)築、三殿は天文10年(1541)築。

 

境内の招魂社

 

境内にひっそりと石碑が二つ。

 

写真は社務所

人の気配は全くなく境内は静寂そのものであった。

 

社務所横から出て、少し登ると広場になっており、「おしょぶ池」が広がっている。

また駐車場にもなっており、トイレも備えてある。