東青梅駅から電車に乗るが、立川で友人との待ち合わせまでまだ時間があるので、青梅線途中駅の羽村駅には一度も降りたことがないので降りてみることにする。
羽村駅から裏側の静かな町並み側に出ると、観光案内所の看板がある。
ところが観光案内所は駅からは100mばかり南に歩いた先にありようやく見つける。
ただ時間があまりないので近くの稲荷神社と禅林寺のみ訪ねてみることに。
新奥多摩街道の信号を越えた右手の高台に稲荷神社への登り口がある。
登って行くと石鳥居が立っており、境内は結構広い。
左手に建つのは社務所であろう。
びっくりするほど大きな拝殿と本殿(覆い殿)が建っている。
中の本殿は寛永元年(1848)築の一間社流造とのこと。
ここから左手の道路を挟んだ先に立派な石垣の先に建物が見えるが詳細不明。
稲荷神社の向かい側が禅林寺の境内。
通りから回り込んだ先に山門が建っている。
文久2年(1862)築とのこと。
本堂は昭和33年再建。
宗派は臨済宗建長寺派の寺院、山号は東谷山。
創建は文禄1年(1593)。
本堂前には子育地蔵像。
本堂左手に岩を組み合わせた庭園があり、その岩の中に祠が祀られていた。
さらに岩山の奥に天明義挙の碑が立っている。
天明4年(1784)に起きた「打ちこわし」の犠牲者9名を称えた碑である。
写真は鐘楼。
また玄関の奥に建つ庫裏は天保年間(1831~45)築とのこと。
墓地には小説「大菩薩峠」の作者中里介山の墓があるという。
羽村駅まで戻って、また青梅線に乗って立川駅に。
この日は立川在住の友人と待ち合わせて居酒屋で会食をする。
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