大通りに出て青梅街道の信号から東に歩いて行くと常保寺が長い塀を廻らし山門を開いていた。
山門前には六地蔵。
鉄筋本堂が建っている。
臨済宗建長寺派の寺院、山号は瀑布山。
前の石灯籠は芝増上寺から移したという。
庫裡の玄関前に芭蕉塚があるが、正面には「正岡宗子芭蕉霊祠」と書かれているのみなので気付かなかった。
裏面に「玉川の水におほれそおみなえし」とかかれているという。
白瀧不動尊の周りには石碑などがびっしり。
境内の珍しい招き猫地蔵。
写真は鐘楼と水子地蔵など。
歩いて来た青梅街道を引き返して西に向かってしばらく歩いて金剛寺に向かう。
石垣を廻らした立派な幼稚園を閉設している。
その横の山門から入る。
さらに塀を廻らして表門(都文化)が建っている。
17世紀前期から中期築とされる一間一戸四脚門。
さらに表門に沿った石垣の上に鐘楼が建っているように見える。
まるでミニ城郭のようである。
境内に入るとすぐ左手は植栽がほどこされた庭園になっている。
写真は本堂。
宗派は真言宗豊山派の寺院、山号は青梅山。
創建は平将門が開基と伝わるが、元享年間(1321~24)に中興開山。
境内の青梅は既に老衰期であるため青梅のままで、青梅の地名の由来となったともいわれる。
写真は客殿と前の植え込み。
本堂からは渡り廊下で二つのお堂に繋がっている。
境内の一番奥にあるお堂。
この横の通用門から出てゆく。