乗願寺の山門真ん前の踏切を渡って南に歩いて、大通りを越えて突き当りの小路を西に向かって戻って行く。
左手に見えるNTTから左折して「シネマネコ」に。
観光案内所で聞いたところ、映画館ということなので訪ねてみることにした。
この広場は青梅織物協同組合の建物群跡。青梅は昔から織物で知られた町である。
真ん中に建つ「シネマネコ」建物(国登録)は、元は繊維試験場だった。
2021年に映画館として整備され、客席は63席とのこと。
また喫茶なども営業しているようである。
「シネマネコ」の真ん前に建つのは青梅繊維共同組合(国登録)で昭和15年築。
また横長の建物は「さくらファクトリー」(国登録)で、元は加工工場だったとのこと。
道路を挟んで元倉庫のまゆ蔵(国登録)が立っており、現在は風情漂う飲食店となっている。
真っすぐに西に向かって駅方面に戻って行き、大通りを横切って左に下ったところに宗建寺の境内。
写真は山門。
境内の真ん中に大木と植え込みを配している。
本堂の向かい側には池を配して小庭園。
臨済宗建長寺派の寺院、山号は仙桃山。
池の奥の岩場の上に毘沙門天堂。
青梅七福神の一つである。
その前の青面金剛の庚申塔は大変珍しいとのこと。
また小さな木造五重塔と地蔵堂がならんでいる。
可愛い「石造かえる」。
墓地の中には、先ほど訪ねた義賊七兵衛の墓まである。