京都駅に降りて時計を見ると、帰りの電車までまだ一時間あまりある。

それではと駅から程近い西本願寺の特別拝観に出かけることにした。

メイン通りの堀川通に出ると仏具店が並ぶ。

 

堀川通の向かい側に西本願寺隣の興正寺の堂宇が見える。

西本願寺の脇門跡に境内があり、西本願寺の一部かといつも見間違ってしまう。

 

山信号を渡って興正寺山門に。

三間三戸入母屋造。

 

境内の正面に建っている、本堂に当たる御影堂は明治45年築。

真宗興正寺派の本山。山号は円頓山。

鎌倉時代建暦2年(1212)に山科で創建。

 

渡り廊下で右の阿弥陀堂と繋がっている。嘉永元年(1848)築。

 

鐘楼は安永3年(1774)築。

 

また立派な経蔵は嘉永元年(1848)築。

 

経蔵横の阿弥陀堂門から堀川通に出てゆく。