118号線(新十条通り)に戻って東に向かって歩いてゆく。

しばらく歩いて左手の小路を入った先の折上稲荷神社に立ち寄る。

境内入口には大きな鳥居が立っている。

 

広い境内の正面に社殿。

祭神は倉稲魂神、保食神、稚産霊神。

創建は古く和銅4年(711)に稲荷神がここにも降りられたと伝わり、伏見稲荷大社の奥宮とされる。

また幕末、孝明天皇は女官の病気平癒を祈願し長命箸を奉納したことから、「働く女性の守り神」として崇敬されている。

モルガンお雪も当社を深く信仰していたという。

 

社殿前に1500年前の稲荷塚古墳があり、多くの稲荷社がびっしりと祀られている。

 

宝大神は宝くじ、賭け事当選などにご利益。

 

石段を登った正面には五社大明神

子孫繁栄、家内安全。

 

さらに玉房稲荷社

 

三九郎稲荷社は稲荷神のお使いの白狐三頭を祀っている。

 

写真は社務所

 

さらに118号線をひたすら東に歩いて行き、信号を右に入った先にある坂上田村麻呂の墓を訪ねる。

思っていたよりも広く小公園のようになっている。

 

その中央にがある。

坂上田村麻呂は延暦20年(801)に征夷大将軍として蝦夷稚を制圧したことで知られている。

平安京の守護神としてこの地に葬られたという。