2月26日から二泊三日で久しぶりに大津のホテルに泊まって、関西の寺社巡りに出かけてきた。
今回の旅の一番の目的は大阪市住吉区の住吉大社である。今まで訪ねた寺社の整理をしていて、住吉大社を訪ねた記憶が薄れており、また写真も残っていないためである。
初日は予想に反して曇り空のため、京都から乗り換えて山科駅で下車。
山科には山科聖天は二度ばかり訪ねているが駅から南の寺社は訪ねていない。ただ大石神社周辺は20年位前に訪ねた記憶がある。
駅前から南に向かっての大通りを歩いて行き、二つ目の大きな交差点を過ぎた先の左手に西念寺が見えてきた。
門前には地蔵が祀られている。
広くない境内であるが、植栽で庭園のように設えてある。
正面に平成4年再建の本堂が建っている。
真宗大谷派の寺院、山号は紫雲山。
右横に石仏と稲荷社。
蓮如上人腰掛の岩があるという。
また、たまたま住職が出てこられて客殿は工事中ですがと、にこやかな笑顔で。
143号線の大通りを西に歩いてゆく。
パラパラと小雨が降り出してきた。
左手に見えてきた護国寺の石畳の参道を入って行く。
奥に見える総門は紀州二代目徳川光貞の室の寄付とのこと。
写真は鉄筋本堂。
日蓮宗の寺院、山号は了光山。
創建は嘉永20年(1643)
修行道場として栄え、山科檀林と呼ばれた。
写真は本堂内部。
境内には鉄筋鐘楼。
写真は庫裏。