1月31日、この時期にしては珍しく温かい好天に誘われて秩父に出かけてきた。

池袋まで出て、西武池袋線特急に乗って快適な旅であった。

写真は特急電車の美しい車内。

 

飯能駅からスイッチバックで車両が反対側に走る。以前訪ねた時は秩父鉄道しか乗っていなかったので少し戸惑う。

武蔵小杉からは特急を乗り継いでも2時間半近くかかり小さな旅をする心地である。

私はまだ35歳の時に熊谷支社に一年だけ勤務したことがあり、秩父の営業所にも10回位は訪ねているが、まったくの仕事オンリーで町の記憶は全く無い。

また20数年前に友人夫婦と秩父神社を訪ねた記憶が残る。

 

今回は西武秩父駅から市内観光ルートを土台にして、13番札所慈眼寺、今宮神社、14番今宮坊、番場通り(秩父神社参道)、黒門通り、秩父ふるさと館、武甲酒店、秩父神社、15番少林寺、11番常楽寺、御旅所を廻って西部秩父駅まで歩くというコース設定でスタート。

写真は西武秩父駅舎前

平成21年にリニューアルしたばかりとのことで初めて拝見する。

 

写真は駅前広場

人通りがほとんど無く、車も少ない。

 

秩父市内のいたるところから秩父のシンボル武甲山が見える。

標高1304mの秩父神社の神奈備山。

山は石灰岩質で採掘され続けたため山容がかなり変化して独特な形をしている。

 

さらに駅舎と並んで横長の「祭りの湯」の建物が建っている。

やはり平成21年に露天風呂・サウナ、岩盤浴が楽しめ、お土産と食堂が併設している立派な建物である。

 

写真は「祭りの湯」のアップ。

帰りに立ち寄ってお土産を買う予定。

 

また前の広場にある石碑の台石は「日野龍眼石」と呼ばれる珍しい石。

茶色の部分は海底火山からの凝灰石、白い石は珊瑚礁が起隆の石灰岩、ところどころに3億年まえのウミユリ化石が入っていると説明版に書かれていた。