三浦坂まで戻って、坂の途中から右折して真っすぐに道なりに歩いてゆくと、来る時に通った452号線に出た。
そのまま真っすぐに突っ切って、谷中銀座を目指してしばらく歩いてゆくと右手に小公園が見えてきた。
岡倉天心記念公園であり、天心の邸宅兼日本美術院跡に昭和42年に造られた記念公園である。
六角堂が建っており、内部を覗くと天心像が置かれていた。
その先の左手は宗林寺の参道入口となっている。
参道の先に本堂。
日蓮宗の寺院、山号は妙祐山。
鐘楼に架かる梵鐘は宝暦4年(1754)の鋳造。
続いて右手に長明寺のゆったりとした境内と山門が見えてくる。
舗装された広い門前は駐車場となっている。
境内の写真。本堂前に石憧と石碑がある
本堂は新しい。
日蓮宗の寺院、山号は日照山。慶長14年(1609)創建。
鐘楼と稲荷社が並んでいた。
銅鐘は天和2年(1682)鋳造。
奥に客殿と庫裏が建っていた。
谷中銀座に出る手前に本授寺の狭い境内と本堂。
宗派は顕本法華宗、山号は円妙山。寛永5年(1628)創建。
ようやく谷中銀座に出てきた。
いつもながら大変な人出であり、外人観光客も多い。
そういえばこの日の寺院巡りで、数か所で外人さんに出会い、日本人よりも多かった。
いろいろ考えたが「しっぽや」でお土産を買う。
「夕やけだんだん坂」を上ってから、谷中商店街を見下ろした写真。