JR山手線日暮里駅で下車するのも久しぶり。
今回の目的である谷中は谷中銀座で名高いが、寺院が密集していることは意外と知られていない。
20年位前に何度か訪れているが、久しぶりに谷中地区の寺院巡りをしょうと思い立った。
山手線路伝いの道を歩いて御殿坂通り(写真)に出る。
真っすぐ行くと谷中銀座に。
すぐ右手に本行寺が山門を開いている。
御殿坂通りの北側に位置している4寺はいずれも荒川区となる。
景勝の地として知られ、月見寺とも呼ばれている。
写真は境内。
正面に建つ本堂。
日蓮宗の寺院、山号は長久山、本尊は一塔両尊四菩薩。
創建は大永6年(1526)に江戸城内で創建された。
庫裡は窓などなかなかモダンである。
写真は一茶の句碑 「青い田の 露をさかなや ひとり酒」
また山頭火の句碑 「ほっと月がある 東京に来てゐる」
御殿坂通りの次の小路沿いに経王寺がある。
山門には幕末上野戦争時の弾痕が残ると言う。
写真は広い境内
境内の中央に本堂。
日蓮宗の寺院、山号は大黒山。本尊は三宝尊。
創建は明暦元年(1655)。
写真は大黒堂。大黒像は日蓮上人作との伝。
横の小路を入って行くと長い石塀が続き境内の広さを実感する。