目黒川に架かる橋を渡る。

この辺りは何度も訪れているが今回は久しぶりである。

 

目黒通りと山手通りの交差点に大鳥神社のあまり広くない境内がある。

入り口の鳥居

正月も5日であるが、まだ数人の初詣客が見えていた。

 

正面に社殿

祭神は日本武尊、国常立尊、弟橘媛命。

大同元年(806)創建という古社。

日本武尊が東征の折、ここで平定と部下の眼の治癒を祈願したという故事から盲神(めくらがみ)と呼ばれ、これがなまって目黒という地名の由来になったと伝わる。

 

社殿の左奥に目黒稲荷社が祀られている。

 

写真は神楽殿

 

境内の風景。

 

大鳥神社に接して山手通りに沿って大聖院がある。

いつもは閉まっているがこの日は珍しく開いていた。

狭い境内だが正面に鉄筋本堂

天台宗の寺院、山号は松輝山。

この後訪ねる龍泉寺(目黒不動)の末寺として弘治3年(1557)に開創。

 

本堂右手に普照堂が建っている。

 

その前にある切支丹灯籠は旧島原藩主松平主殿頭の下屋敷から移したという。

 

他に境内には立派な五輪石塔、笠付灯籠なども。