高宮寺の裏口を出てさらに西に歩いて不破弥三郎邸に。

弥三郎は京都・大阪で奉公したあと、寛政3年(1791)に高宮に戻り「永楽屋」の屋号で豪商に名を連ねた。屋敷内には入れない。

 

その真ん前にも立派な建物が建っていた。

 

すぐ近くに妙蓮寺が門を開いている。

慶長16年(1611)の創建。

 

本堂は文政3年(1820)再建。

真宗大谷派の寺院、山号は光照山。

 

写真は鐘楼。

 

写真は境内の大木。

 

寺の境内の裏側を太田川が流れており、その横の道は多賀大社に続く多賀線である。

 

駅に戻る途中に音瀬酒造場前に出た。

 

炎天下の中、ようやく高宮宿を廻り終えて近江鉄道高宮駅に戻ってきた。

多賀駅は無人駅であり、現在の駅舎は平成14年再建のコミュニティセンターとなっている。

ゆったりとした休憩室と隣は展示室になっており、冷房もきいて快適な場所である。

待合室でしばらく休んでいる間も、高校生と中年の人が休息されており、そのあと男性二人が何かの打ちあわせに見えていた。