佐佳枝神社の東側には広い中央公園が広がっており、さらに濠と石垣が見える。
福井城の西二之丸と西三之丸跡を公園としている。
ここに岡倉天心の銅像が立っている。
岡倉天心は日本美術の振興、文化財の保護に努め、日本の文化を西洋に広く紹介した。
中央公園を北に歩いて行くと福井神社に出た。
入り口の鳥居も社殿も鉄筋でユニークなデザインである。
写真は社殿。まるで宝物館のような建物である。
社殿の左に祭神である松平春嶽の銅像。
幕末の福井藩主であり政治改革・人材の途用に努めて名君と詠われ、尊王攘夷、王政復古なども関わった。
福井神社入り口の真ん前から本丸跡の石垣がよく見える。
本丸に通じる廊下門を渡るが、最近になって再現されたもの。
バックは城址に建つ官庁街。
天守台跡に登る。と言っても数段の石段を登るだけである。。
家康の次男結城秀康が68万石で初代福井藩主となり、慶長11年に四層五階の天守を持つ福井城を完成させた。現在は疎石が残るのみ。
天守台近くから堀を見下ろした写真。