寺社好きの友人Fさんと福井周辺の寺社巡りに出かけてきた。
横浜で久しぶりにお茶を飲んだ時に、急に話がまとまった。というのも昨年二人で、金沢・高岡を中心に旅をしてきたが、小松市周辺は時間がなくなり行けなかったので再度訪ねることにした次第。
米原駅経由で福井駅に下車して駅前のホテルにチェックイン。
福井県は恐竜の化石が多く発見されたことより「恐竜王国」として宣伝している。
福井駅舎には横45m、縦10mの巨大な恐竜イラストがラッピングされている。
さらに駅前広場にも福井で生息していたとされるフクイラプトル、フクイサウルス、フクイティタンの三頭の恐竜が置かれていた。
ただ私は恐竜にはほとんど関心がないため近づかなかったが。
駅前の観光案内所に立ち寄り福井市内を歩くことにする。
まず路線バスに乗って、足羽公園の麓にある朝日山不動寺からスタート。
不動寺入り口手前に教重寺があるが、境内には鉄筋白亜の本堂が建つのみ。
真宗大谷派の寺院、山号は河原山。
不動寺は足羽山公園の登り口の山麓にある。
1700年頃、福井に飢饉・大火が続いたため厄除に不動明王を祀ったのが始まりとされる。
本堂は崖をバックにひっそりと建ち、大聖大悲不動の石標が立つ。
天台宗の寺院、山号は朝日山。
写真は本堂内部。
さらに内部右には十二支の石仏がずらりと並んでいる。
本堂の左手前には稲荷堂。
本堂の右に子安観音像が立っている。
また小さな地蔵群がびっしりと祀られていた。
むき出しの岩の下に祠が祀られ、金網で入れないようになっていた。
何故金網が張ってあるのか不思議だが、名石である笏谷石の露天採掘跡なのであろうか。