社殿は本殿、石の間、拝殿、楽の間(拝殿の左右に附く)の複合建造物で複雑な八棟造檜皮葺であり、慶長12年(1607)築の国宝指定。
全国12000社の総本社であり、創建は天暦元年(947)。
祭神は当然ながら菅原道真。
本殿の写真は2010年4月13日の梅花の時のもの。
写真は東廻廊(国重文)を内側から。
拝殿前に渡辺綱寄進の灯籠。
こどもの頃聞いた懐かしい名前だが、大江山酒呑童子退治で知られる。
社殿の東側の回廊を出ると、末社群がずらりと並んでいる。
一番奥に絵馬掛社がある。
社殿の後ろに回るとやはり末社群がびっしりと並んでいる。
その東に地主神社がある。
三光門から入ると真正面に位置している。
ここに東門(国重文)がある。
写真は手水場。石灯篭と撫で牛が付いている。
さらに竈社が祀られている。
その奥に茶室名月舎、さらに文子天満宮(写真)。
樹木の茂る裏参道を抜けて北門から出る。
北野神社といえば春の梅が名高いが、秋の紅葉も素晴らしい。
写真は2009年11月30日に訪ねた時の特別拝観時の紅葉。
秀吉が築いた「お土居」の跡を中心にそれは見事な紅葉であった。