多賀大社の二の鳥居から出て近くの三寺を訪ねてみた。

まず門前町を出たところの小川沿いに門を開く西徳寺に。

 

真宗大谷派の寺院、山号は小菅山。

天美容8年(736)に聖武天皇の勅願で行基が天平寺として開基したという。

写真は本堂、

 

写真は鐘楼と境内。

 

さらに多賀大社交差点を渡って東に歩くと慶照寺がある。

 

本堂の前には枝ぶりの良い松が枝を張っていた。

真宗大谷派の寺院。

 

写真は鐘楼。

 

続いて少し北に歩くと安養寺に至る。

写真は山門。

 

ガランとした境内には小振りな本堂と「おたすけ地蔵堂」が建つのみ。

天台宗の寺院、山号は曜泉山。

 

写真は境内と周囲の風景。

 

これで多賀大社周辺の散策を終わって、絵馬通りを楽しみながら駅にと戻って行く。

参拝客を始め、人通りがほとんどなく、またお店も閉まっているところが多いため、境内を心行くまでゆっくりめぐることが出来たが、正直なところいささかの寂しさも覚えた。

写真は閑散とした二の鳥居前の門前町をもう一枚。