多賀大社の境内入り口に立つのは第二鳥居。
高さ8,2mの明神鳥居で昭和4年築。
多賀大社は古事記にも記載があり、1300年以上の歴史を持つ式内社。
鳥居を入ると真ん中に石橋の太閤橋(県文化)がある。
秀吉が母大政所の病気平癒のお礼として奉納した米一万石で奥書院庭園と共に造られた。
左手に天満神社。
右手には末社秋葉、愛宕社が祀られている。
その傍の日本の枝垂桜は夫婦桜と呼ばれ、粋な青銅製の灯籠も立っていてた。
神門は明治8年に改修された四脚門で屋根は檜皮葺。
両側に築地塀が約40m続く。
境内は広々として見通しが良く、中央に社殿が見える。
境内は広く摂社、末社なども多いので、まず社殿の右側から訪ねることにした。
写真は神馬舎
写真は能舞殿。
その横に寿命石がある。
重源が東大寺再建の折、無事完成するまでの延寿を祈り、霊験を頂いたと伝わる石。
その後ろに竈、子安、年神神社が並ぶ。
さらに左隣に聖神社、三宮神社。
社殿の右側に熊野新宮、天神、熊野神社。
その奥に赤い鳥居が並び、金咲稲荷社の参道が林の中に続いている。
「金が咲く」ということで人気を集めていたので三密を避けて近づかなかった。