佐渡の寺社巡りも、もう一息で終わりである。
神宮寺は真言宗醍醐寺派の寺院、山号は薬王山。
入り口には赤い山門。
本堂の屋根の形が美しい。
本堂に対面して蔵王殿と天満宮がある。
蔵王殿は元奥之院であり、薬師如来を祀る。
大きな宝篋印塔は天明8年(1788)銘がある。
銅鐘(国重文)は永仁3年(1295)銘。
日も暮れかかった頃、最後に牛尾神社を訪ねる。
この日は強行軍のため、同行者三人を車に残して一人で走って石段を登って行く。
林の中の石段を登って行くと両部鳥居が立っているが、下部のみ朱色というのはなぜだろう。
拝殿の正面、側面は精巧な彫刻でびっしりと埋め尽くされている。
写真は拝殿前をアップで。
ここにも能舞台があり、樹齢1000年という安産杉もあった。
茅葺の天満宮は文政9年(1826)築。
まだ訪ねる予定だった長安寺は時間切れとなり、さらに途中で眼にした諏訪神社にも後ろ髪を引かれる思いながら両津港に向かう。
写真はタクシーの車窓から佐渡の名残りの夕暮れ風景を惜しむ。
この日は新潟市内の居酒屋で大宴会し、新潟のホテルに泊まる。
翌日は新潟市内の散策をして帰京。また機会があれば佐渡に二泊か三泊してもっとじっくり寺社巡りをしたいが、、、、、、、、。
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