泉岳寺の入り口に立っているのは天保7年(1836)築の総門

お土産店が数軒並んでいる。

 

山門は天保3年(1832)築、楼上に十六羅漢を安置。

 

すぐ右手に立つ大石内蔵助良雄の銅像は大正10年造で、連判状を手にしている。

泉岳寺には三度ばかり訪ねているが、高校時代に映画「忠臣蔵」や「赤穂浪士」で胸躍らせ見たことを思い出す。

 

正面に建っている本堂は昭和28年再建。寺院の透し塀は珍しくまた二重屋根。

曹洞宗の寺院、山号は萬松山。

慶長17年(1612)に家康が門庵宗間を開山として創建。

江戸期には七堂伽藍が並び、江戸三学寮として200名の学僧が学んでいたという。

 

右手に社務所や学寮が並ぶ。

この日はコロナウイルスの影響もあって境内は閑散としており、むしろ外国人の方が数名見えていた。

 

鐘楼は大正2年再建。

 

本堂左手に建つ講堂は西洋建築。

 

その左横に主税梅があり、大石主税が切腹した松平隠岐守三田屋敷から移植したもの。