本興寺と小路を挟んで隣が常楽寺である。

浄土宗の寺院、山号は清閑山。永正元年(1504)創建。

狭い境内にあるモダンな本堂は平成4年の再建。

 

その左隣には善通寺が門を開いている。

創建は永禄年間(1558~69)に覚阿上人。

尼崎は一遍上人遊行の地である。

 

時宗四条派の寺院、山号は平陽山。

本堂は宝永3年(1706)築で、桁行11,5m、梁間15mとかなり大きい。

屋根は段差をつけて葺くシコロ葺き。

 

その左手に観音堂が建っている。

 

本堂の右手奥に六角堂の首無地蔵尊が祀られている。

いろんな伝説・説話がのこるが、現在は名前に反するが首のみが残っているという。

 

写真は六角堂の内部。

 

境内の一角に石仏が並んでいた。

 

また秦武文の碑があり、尊良親王の家来であり忠節を尽くして死んでいったという。

 

写真は庫裏。

 

写真は煉瓦塀を廻らした横長い境内の裏側から。