勅額門から出て南に行くと商店街のような金乗院へのアーチがあり、山口観音とも言われている。
さらに歩いて行くと山門に至る。
山門の前に池が配された弁才天堂が祀られている。
境内は正面に本堂、その奥の高台に朱彩の変わった五重塔などが見える。
金乗院も不動寺と共に一風変わった寺院である。
本堂への入り口右に新田義貞愛馬堂がある。
写真は愛馬の像。
お堂の白馬像の奥にまた珍しい霊木の根の置物が置かれていた。
どこか古色蒼然とした本堂は宝暦12年(1762)築。
真言宗豊山派の寺院、山号は吾庵山、寺号は放光寺。
弘仁年間(810~824)に行基が開基との伝。
本堂前面に架けられていた絵馬額。
本堂の右手には白塀を廻らして客殿が門を開いていた。
写真は新田義貞誓い桜があり、義貞が鎌倉攻めの際に先勝祈願をしたとのことであり、詳細は不明。