本堂前の茅葺山門は一間薬医門の切妻造で、元禄8年(1695)築。

 

本堂には参拝者の長い列が出来ていた。大正7年の再建で、本尊の宝冠阿弥陀如来を安置している。

宗派は天台宗別格本山、山号は浮岳山。

創建は天平5年(733)に満功上人が開基。

 

本堂の左手に濁った不気味な五大尊池がある。

 

さらに池の左には元三大師堂が建つ。内部には2mの元三大師像を安置しているが秘仏。

 

その横から立派な石段があるので登って行く。

 

ここに北門があり、深大寺植物園の入り口にもなっている。

この公園は旧寺領だったとのこと。私の若き日に何度か訪れており甘酸っぱい思い出もある。変わった塀の一部と石祠がある。

 

さらに開山堂が建っていた。

昭和58年築。

 

内部には薬師瑠璃光如来、と脇侍弥勒菩薩と十一面観音、さらに開基満功上人と恵亮和尚像を安置している。

 

その横にいろんな石碑が立っており、中西悟堂像と顕彰碑もある。

悟堂は日本野鳥の会の創始者とのこと。

 

石段を下りてさらに東に歩くと白山神社が祀られていた。

 

この辺りまでお店が並んでいる。