ようやく防府天満宮に到着。

私の子供の頃は、いつも参拝者で賑わっていた記憶がある。

防府天満宮は日本で最初に創建された天満宮で、京都の北野、福岡の太宰府と並ぶ三大天神と言われている。

道真は太宰府に西下の途中、防府の勝間の浦に着舟され

「此地未だ帝土を離れず願わくは居をこの所に占めむ」と願い九州に旅立たれた。

写真は入り口。

 

入り口の狛犬は「萩狛犬」と呼ばれ、文久2年(1862)に寄進されたもの。

 

参道の右に酒垂神社が祀られている。背後の酒垂山の名前の由来でもあり、前に大きな酒樽が置かれていた。

 

参道の右手に芳松庵、左手に大専坊が向い合せにある。

写真は芳松庵入り口。

 

門を入るとすぐ左手に建っている暁天楼は、旅籠藤村屋の一部を移築したもので、幕末に勤王の志士達が密儀をした場所とある。

 

芳松庵は茶室であり、平成3年に道真とお茶との関わりを残すために造られた。

 

庭には池を配され、今を盛りと紅葉が美しかった。時期外れであるが紅葉をご覧あれ。

 

もう一枚。

 

お休み処と紅葉。

 

大きな楠のご神木があり、樹齢800年、高さは27,5m、幹回りは5,6m