本堂前から楼門に向かって参道が続く。
本堂前の左手に出世大菩薩像と後ろは阿弥陀二十五菩薩堂。
阿弥陀二十五菩薩堂は延享3年(1746)築。
参道を挟んで真向かいに大師堂。
享保9年(1724)築。
大師堂の前に三葉松があり、楠正成旗掛けの松と呼ばれる。
楠正成が先勝祈願した時に、菊水の旗を掛けたとされる。
その後ろに東塔跡石造物群が並ぶ。
右から地蔵菩薩石像、宝篋印塔(1742年)、忠魂碑十三重石塔(1806年)、法界宝篋印塔。
大師堂左手に恵心龍乗観世音菩薩像が立っている。
三千年の修行を積んだ龍神を従えた観世音菩薩はあらゆる望みをかなえてくれるとされる。
さらに本堂の左手に建つ鐘楼は弘化5年(1847)頃の築。
その裏には西国三十三番巡礼歌碑がびっしりと並ぶ。
写真は18番六角塔。
写真は左から8番長谷寺、9番南円堂、10番御室戸寺、11番醍醐寺。
楼門近くの3番粉河寺、2番三井寺、1番那智山如意輪堂。
参道を挟んで弁才天堂が祀られている。
本堂からの参道の正面に楼門が建っている。
寛政8年(1796)頃の上棟、入母屋造で二体の仁王像(同時期造立)を安置している。