国立博物館の裏側に出たところの右手に、塔頭群がありその間に道が通っているが、
私有地につき立入禁止とある。正式な門は左右の道路に開いているところが多い。
ここには寛永寺の塔頭がびっしりと15寺院密集している。
左手から時計周りに見明院、福聚院、本覚院、天光院、東斬院、覚成院、等覚院、
春性院、現龍院、修禅院、泉龍院、吉祥院、林光院、春松院、真如院。
左手下に見える山手線に沿って南にと歩いてゆく。
写真は塔頭見明院。
写真は塔頭本覚院。
写真は塔頭覚成院。
左手の一角に殉死者の墓、東京大空襲慰霊碑がある。
殉死者の墓は家光の後を追って殉死した老中堀田正盛ほか家臣4名と、その家臣8名の墓。
ようやく輪王殿地区に出た。
入り口に寛永寺旧本坊表門(国重文)が建っている。
寛永年間に建てられたこの表門は、数々の被災を免れて往時の姿をとどめている。
写真は表門を裏側からパチリ。
輪王殿は多目的会館であり、この日はかなり大きな葬儀が営まれており、
写真もそこそこに退散する。