角地にある初田家住宅は江戸末期築で国登録有形文化財。

間口9,1mの二階町屋。二階は鉄格子の虫籠窓、一階は出格子。

二階から大津祭の曳山巡行の見物席となっていた。

 

佐野家住宅は天保9年(1838)築と判明している間口8,1mの二階建の町屋。

国登録有形文化財。

 

その横の大通りはJR大津駅から真っすぐに下ってきた道で、駅方面に向かって写す。

 

浜通りの森本家住宅は嘉永2(1849)地区と判明しており、桁行9m、梁間16mと大きい。

角地にあるため土蔵のような漆喰の妻壁や煙だしの小屋根も良くみえる。

主屋と門塀が国登録有形文化財。

 

大津城跡の石垣が僅かに残されていた。

大津城は戦国時代の末期に秀吉が築城した。関ヶ原の戦いのとき、城主京極高次は西軍に攻められ

奮闘のあと開城した。その後に家康によって廃城となり近くに膳所城が築られた。

この石垣は東側の外堀辺りとのこと。

 

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