西大寺境内の西側にある客殿に向かうと入り口に鐘楼門。延宝年間(1673~80)頃の築。
朝鮮鐘は10~11世紀に朝鮮で鋳造。
正面の客殿は昭和36年の再建。またその左に千手堂も建つ。
客殿で拝観料を払うと本堂内と牛玉所殿内を自由に拝観でき写真も撮れた。
本堂にと向かう途中、両側に写真などが展示されていた。
この寺は西大寺会陽と呼ばれる裸祭で名高く、日本三大奇祭の一つとされる。
2月の第三土曜日に行われ、たった二本の宝木を求める約一万人の裸の大渦はさぞ壮観であろう。祭りの祭の様子を描いた絵が飾られていた。
本堂内陣裏の入り口に愛染明王像がある。
本堂の内陣に入ると極彩の壁画、天井画と金ピカの仏像・厨子で息を呑むような世界が広がっていた。
本尊千手観音菩薩像は秘仏で33年毎のご開帳であり、お前立と広目天・多聞天像が置かれている。
壁画の飛天女。
天井画は薬草で描かれているという。
入り口と出口に不動明王像。
続いて牛玉所殿内陣に入る。天井画も描かれている。
牛玉所殿の外から幣殿・本殿。
本殿の真後ろの岩の上に祠があり、牛玉所大権現・水かけ誓願不動堂。
西大寺バスセンターに向かう途中、昔懐かしい風景にまた出会う。
横に回るとここは西大寺資料館であった。