久米寺の仁王門からの参道に久米御縣(くめのみあがた)神社の境内がある。
延喜式内社であり、明治までは久米寺の鎮守社であった。
写真は境内。
祭神は高皇産霊神、大来目命(久米部の始祖)、天穂根命。
創建は不詳であるが、垂仁天皇27年頃と推定されている。
写真は割拝殿。
前の狛犬は安政2年(1855)造。
割り拝殿から奥に小振りな春日造の本殿。
境内社として本殿の左に皇太神社(誉田別命、天児屋根命、大日霊貴命)、右に熊野神社(伊弉諾尊)が祀られている。
古い町並みの中を通って橿原神宮前駅に戻る。
写真は駅前の風景。
古い歴史ある駅名にしては近代的な建物であった。