さらに14号線を北に歩いて行くと右にアサヒビールの工場が広がっていた。
工場の正面入り口の道路を隔てた向かい側に片山神社の鳥居と参道がある。
長い参道を進むと、正面に朱色の社殿が建っていた。
祭神は素盞鳴尊。
古くは牛頭神社と呼ばれたという。
手前に見えるのは節分の日に護摩木を焚くところ。
社殿の真ん前に祈願桃があり廻りを十二支が囲んでいる。
桃は災難を振り払い福に転ずるという神話から、方除け・災難除けとして知られる。
社殿の左手に境内社豊川稲荷社。
十二支稲荷社も合祀されている。
さらに愛宕社、結び社(写真)が並んで祀られている。
結び社の祭神は神産巣日神で御結び・安産・万物造生に御神徳がある。
大灯籠は阪神淡路大震災の慰霊塔。
亡くなられた大勢の方々のご冥福を祈って、破損した鳥居の石柱で造ったとある。