春日神社観音堂横の門から出て御堂筋を今度は東に向かって歩いて行く。
写真は御堂筋の町屋。
左手に豊田家住宅が見えて来る。
材木商だった牧村家が寛文2年(1662)に建てて、江戸末期からやはり材木商の豊田家の所有になった。ここも国重文指定。
今度は右手に今井町発祥の中心とも言える称念寺が門を開いていた。
今井御坊とも呼ばれ、明治10年に明治天皇行幸の折に西南戦争の第一報をここで聞かれたという歴史も持つ。
山門は行幸時に談山神社より移築したもの。左は鼓楼。
しかし残念ながら本堂は工事中ですっぽり覆いがされていた。
本堂は江戸初期築で国重文指定。
桁行20m、梁間21mという堂々たる建物とのことであり残念。
太鼓楼は弘化2年(1845)築。
真宗本派の寺院、山号は今井山。
永禄年間(1558~70)の創建。
写真は庫裏、客殿。
境内は思ったよりも狭かった。
さらに御堂筋の左手には中橋家住宅。
18世紀中~後期の切妻造の住宅で国重文指定。
その前に田村酒店が建っている。
さらにその先に豊太閤本陣跡の説明板が立っていた。