東照宮行列が通り過ぎた後も、東照宮前は大変な混雑である。
拝観券売り場前の行列に恐れをなして、我々はここを避けてまず二荒山神社に向かう。
ちょうど二荒山(ふたらさん)神社の境内横にある楼門に出た。ダウン
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楼門を入ると参道先に銅鳥居が立っている。ダウン
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二荒山神社は式内社論社であり、下野一之宮である。
祭神は二荒山大神(大己貴命、田心姫命、味 高彦根命総称)でご神体は男体山。
創建は神護景雲元年(767)に勝道上人。
写真の入母屋造拝殿は元和3(1617)築で国重文。ダウン
なお境内は世界遺産指定されている。
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写真は神楽殿。ダウン
境内の高野槇は樹齢1000年以上。
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左横の受付所から境内に入ると、右手が透し塀に囲まれて本殿が建っている。
八棟造でやはり元和3年築、国重文。
ただ現在は工事中で覆いがしてあったのが残念。ダウン
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その前にある正応5(1292)造の化灯篭も国重文。ダウン
火を灯すと怪しい姿に化けたと伝わる。
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左手には日枝神社が祀られている。
祭神は大山咋命で848年の創建。
一間社入母屋造で国重文。ダウン
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その右に並んで神輿殿があり神輿三基を安置しており、やはり国重文。左下矢印
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さらに宝形造の大国殿(国重文)が建っている。ダウン
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その奥の崖沿いに国重文の朋友(みとも)神社があり、祭神は少名彦名命。左下矢印
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その隣に神秘な湧き水として二荒霊泉がある。ダウン
滝尾の社から「酒の和泉」、裏の恒霊山から「薬師の霊水」を引いて、大谷川の名石を集めて造られている。
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表神門から出る。ダウン
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