不規則な交差点を左に曲がると古い武家屋敷の塀が連なっている。
写真は旧前島家住宅で一般公開されている。
前島家は江戸中期には300石の真田家家臣。
主屋は四間半、10間の建物で宝暦9年(1759)築。
池を中心に見事な庭園があり、写真の奥に僅かに見える三社には神棚がある。
先ほどの寺が並ぶ道に戻ってしばらく南に歩くと右手に孝養寺が門を開いていた。
曹洞宗の寺院、山号は報恩山、寛政年間に再興された。
石柱門を入ってすぐ左にある叶うこと地蔵は、信之の侍女おしゅんが信仰した地蔵とのこと。
写真は本堂と境内。
孝養寺の真ん前に佐久間象山蟄居の地という碑がたっていた。