国府駅は「こくふ」駅と読むと思っていたが、「こう」と読むのが正しいとのこと。
この駅には急行や下り特急も停まり、新興住宅地としてかなり開けていたのにびっくり。
駅前からタクシーに乗って目指す財賀寺に向かう。
財賀寺(ざいがじ)は思っていたよりも遠く、タクシーのメーターを気にしながらようやく山門前に到着。
山門は室町時代築と推定されており国重文。
当初は楼門の予定が二階部分は造られなかったとされる。
平成10年に解体修理が終り、横綱貴乃花の土俵入りを奉納したという。
安置されている金剛力士像は平安時代末期作と古く、また大型な像であることが特徴でやはり国重文指定。
右の阿形は381cm、左の吽形は375cmと日本で三番目に大きい像とのこと。
仁王門からは極めて不規則な石段がどこまでも続いている。
石段を登り切ると、今度は樹林の中に細く長い参道が続く。
途中、石を積み上げた役行者の祠と祭事場がある。
ようやく本堂への参道と本坊地区への分かれ道に着く。
修行大師像と慈晃堂が建っている。
写真は修行大師像。
写真は慈晃堂。
周囲は四国霊場お砂踏み回路となっている。