この界隈の寺院の中ではひときわ広い境内を持つ要法寺に至る。
日蓮本宗の本山で、山号は多宝富士山。
あまりお目にかかれない素晴らしい山号である。
表門は享保6年(1724)に伏見城より移築したもの。ダウン
イメージ 1
 
13500坪の境内を持つまさに大寺である。
本堂は安永3(1774)の竣工で総檜造り。
延暦元年(1308)に日尊が開基。
また1718年境内に松の木が植えられ「松の寺」とも称される。
写真は本堂と池に架かる石橋。ダウン
イメージ 2
 
本堂前には清涼池が配されている。
写真は本堂と池。ダウン
イメージ 3
 
大きな鐘楼堂は元文2(1737)の竣工。ダウン
イメージ 4
 
薬医門は安政8年(1779)上棟された。ダウン
イメージ 5
 
本堂左に建っている開山堂は天保元年(1830)に再建。ダウン
重層入母屋造で、日尊の等身大像を安置。
また境内には8塔頭が並ぶ。
イメージ 6
 
西門は安政4(1857)に伏見城より移築。ダウン
こういう大寺を見逃していたとはびっくりで、京都の奥の深さを改めて感じる。
イメージ 7