龍ヶ崎観音前のメイン商店街と思しき道を、駅に向かって真っすぐに戻って行く。
立派な商店が立ち並んでいるが、ほとんどが休業中であり、車も人通りも少ない。右下矢印
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道路沿いに旧小野瀬家住宅が見えてきた。ダウン
大正時代初期築で国登録有形文化財。
小野瀬家は油問屋、肥料商で財を成した豪商である。
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さらに歩いて行くと左手に八坂神社の境内。ダウン
祭神は建速須佐之男命、奇稲田姫神であり、文治年間(118589)に下河辺政義が勧請。
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現本殿は正徳6(1716)に着工して1735年に竣工した。
一間社流造の檜皮葺で、精巧な彫刻が眼を惹くが、周囲に廻らしてある木枠が邪魔をして彫刻がうまく撮れないのが残念。ダウン
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横は広い公園になっており忠魂碑などが立っていた。
本堂裏側には龍ヶ崎稲荷社が祀られている。ダウン
その横のケヤキは樹高30mという大木。
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さらに歩いていると不動堂の参道という立て看板があり、つられて細い路地を入り左折右折してゆくと旧本願寺不動堂が建っていた。
昭和53年に建てられたばかりで不動明王、せいたか・こんから童子、弘法大師像などを安置している。
隣の小さな六角堂は六つの部屋があり、その一つには美男の弘法大師像を安置しているという。ダウン
また真ん中の奥に祀られている稲荷社は新町稲荷と呼ばれているとのこと。
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さらに西に歩くと龍ヶ崎駅の程近くに、なかなか立派な米薬師堂が建っていた。結構広い境内の真ん中にお堂のみポツンと建っている。ダウン
やはり新町にあった高森山旧本願寺の飛び地境内。
宝永元年(1704)築であり、病気平癒・開運の薬師として信仰されている。
安置されている薬師如来は行基作で加藤清正の守護神であったという。
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すぐ北側が龍ヶ崎駅である。
町を歩きながら食堂などを捜してきたが見当たらず、仕方なく駅構内の自販機でメロンパンと飲み物で軽い昼食を取る。