取手駅西口から6号線に出て北に歩いて弘経寺(ぐぎょうじ)に向かう。
長い参道の両側にはケヤキの大木が並び、由緒のある古刹の風景を残しているのはこの参道のみである。ダウン
ただ樹木の間にずらりと車が駐車しており、全く景観をぶち壊している。
写真の右側手前には六地蔵と先達の併せて七つ地蔵が並んでいた。
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参道の先に小ぶりな鐘楼門と小さな塀が付け足してあった。ダウン
平成2年の再建。
境内の堂宇は昭和22年の火災によってすべて焼失した。
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参道を歩いていた時から歓声が聞こえていたが、この日は境内にある幼稚園の運動会が行われており、大勢の父母と祖父母に見守られて園児達が演戯をしていた。ダウン
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境内に戻ると正面に昭和47年築の鉄筋本堂が建っている。ダウン
浄土宗の寺院、山号は大鹿山。1414年の創建。
江戸期には31石の朱印寺であった。
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英霊観音堂は元観音堂であったが、戦後に英霊達を祀ることになったとのこと。右下矢印
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二つのお堂が並んで建っているか詳細は不明。ダウン
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写真は境内の石仏群。ダウン
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良くみると本堂の奥に保育園があり、境内に保育園と幼稚園と二つの施設を造っているのにびっくりする。

なお茨城県には弘経寺が三つあり、それぞれ由緒ある古刹であり下総三弘経寺と呼ばれている。その後三つ共に訪ねてきた。