少し古い話になるが1010日の祭日、気温も下がり絶好の行楽日和の中、思い立って取手市の寺社巡りに出かけた。
長禅寺を訪ねるのが目的であるが、ついでに本陣染野家、八坂神社、弘経寺、龍禅寺を訪ねる予定でスタート。
 
品川から常磐線直通電車が出ており、特快で50分ばかりで取手駅に到着。
さらに一両編成の関東電鉄常総線に乗って稲戸井駅下車する。
かなり寂しい駅前であるが、道は判りやすく10分ばかり歩くと龍禅寺に。
写真は入り口の石柱門と参道。左手には墓地が広がる。ダウン
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右手に墓地を見ながら参道を進むと、質素な山門が建つ。ダウン
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本堂は鉄筋造。ダウン
天台宗の寺院、山号は米井山。
924年の開山との伝。
本堂前にモチノキとキンモクセイの大木。
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この寺に来た目的は三佛堂である。ダウン
室町時代後期築で、1569年の本札が発見されており重文指定されている。
間口三間、奥行4間の茅葺で、寄棟造りで軒を二重にしている。
内部には名前通り釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒菩薩の三佛を安置している。
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その横に地蔵堂があり47番と書かれている。ダウン
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思っていたよりも近かったため、帰りは少し遠回りをして農家と田畑の間を歩き、米ノ井神明神社に立ち寄ってみた。
思っていたよりも小ぶりな境内と社であった。ダウン
カヤとケヤキの大木もある。
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境内の隅にずらりと庚申塔などがずらりと並んでいる。ダウン
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稲戸井駅から関東電鉄の電車に乗って取手駅に戻る。
写真は稲戸井駅舎。ダウン
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