貸切ジャンボタクシーを小諸駅近くの懐古園入り口で降りる。
懐古園にも何度か来ているため主だったところのみ回る。
懐古園は小諸城址であり、また小諸は島崎藤村の小説の舞台になったところでもある。
 
懐古園の正門とも言える三の門は元和元年(1615)築で重文指定。ダウン
現在の門は1742年の洪水で流されたあと、明和2年(1765)に再建されたもの。
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写真は二ノ丸跡。ダウン
関ヶ原に向かう途中、上田城攻めで真田親子に足止めされた徳川秀忠の陣跡でもある。
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黒門橋を渡り本丸跡に建っている懐古神社に。
明治13年に城内にあった天満宮と火魂社を合祀して設立された。
祭神は藩主牧野公歴代、菅原道真、火之迦具土命。
前には池が広がっていた。ダウン
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写真は天守台の石垣。ダウン
かってはこの上に三層の天守閣が建っていたが、落雷で焼失したと伝わる。
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展望台から千曲川を望む。ダウン
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懐古園を後にして地下通路を通って小諸駅の北側に出る。
近くの小公園に大手門が移築されていた。ダウン
慶長年間に仙石秀久によって築かれたもので重文指定。
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写真は小諸駅舎。ダウン
生まれて初めて乗る「しなの鉄道」で上田に戻る。
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この日の会食は上田駅からほど近い「鯉西」で川魚料理を食する。
3年前に来た時に昼飯で美味しかったので、今回は鮎、鯉中心の川魚コースにする。
日頃食することの少ない料理だけに皆さん、大満足の態。
ただお互い往年の酒豪ぶりがウソのように消え、随分と予算が余ってしまったのは寂しい限りであった。