常満寺から小路を南に歩いて行くと、角にレトロな割烹料理店「香楽」が建っていた。
その「香楽」の先を右に曲がると、専念寺が崖沿いに門を開いている。
本堂(国登録)は寛文13年(1673年)築の入母屋造の七間堂で平成16年に改修したとあってあまり古くは見えない。
浄土宗の寺院、山号は一部山。
弘治元年(1555年)に犬山城主だった池田信輝が創建。
庫裡(国登録)は元禄2年(1689年)築とは驚くが、やはり平成16年に改修された由。
写真の椿「姫侘助」は樹齢300年。
寺内町通りを東にと歩くと本町通りとの交差点に観光案内所がある。
私はそのまま寺内町通りを東にとさらに進む。
写真は途中の小路。
やがて寺内町の名前通りの円明寺、西蓮寺、浄誓寺がまとまって門を開いている。
円明寺は白塀を廻らした山門。
浄土真宗大谷派の寺院で、1484年の創建。
本堂前の枝垂桜は樹齢300年とある。
写真は鐘楼。
向かい側に浄誓寺の山門は近代的なコンクリート製鐘楼門。
やはり真宗大谷派の寺院、山号は光明山。
1496年に心光坊として創建された。
本堂は文化5年(1808年)築、入母屋造。
