近くのコンビニ立ち寄ってパンと野菜ジュースを買い、雀神社の境内で食べることにして歩き始める。
その途中に立派な武家屋敷の塀が廻らされていた。ダウン
この辺りは城下の北はずれに当たる。
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さらに西に向かってひたすら歩くが、その手前にある下宮八幡宮の案内が見えたので立ち寄ってみた。
八幡宮と牛頭天王社と稲荷社が合祀されている。
もとは下宮の鎮守であったが、渡良瀬川遊水地造成のため廃村となりここに移転してきた。
写真は境内全体。ダウン
鳥居は文化元年造。
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八幡宮は天文年間(153254)に勧請され、祭神は誉田別尊。
社殿は神明造で明治11年に改築。ダウン
狛犬は享保年間、手水鉢は文化12年造。
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境内の牛頭天王社の祭神は素盞鳴尊で大正6年に合祀された。ダウン
手水鉢は嘉永年間造。
また境内の稲荷社の祭神は倉稲魂神で大正6年に合祀された。
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ようやく渡良瀬川の傍にある雀神社に到着。
入り口の大ケヤキはご神木であり、元は一本だった夫婦ケヤキ。ダウン
樹高25m、根元廻り18mもある。
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鳥居を入ると参道は突当りを右に廻ってから社殿に到る。ダウン
旧古河町の総鎮守であり、代々の古河公方の崇敬が篤い。
江戸期には15石の朱印。
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拝殿の両側から回廊が伸びており、左は神楽殿、右は社務所に続く。左下矢印
社殿は1605年の造営と古い。
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写真は一間社流造の本殿ダウン
祭神は大己貴命、少彦名命、事代主命。
創建は不詳だが貞観年間(859876)に出雲大社より勧請との伝。
また面白い社名だが、鎮宮(しずめみや)が転化して雀宮(すずめみや)となったというのも面白い。
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境内社として楯縫神社、三峯神社、第六天宮(写真右)と松尾社(写真左)などが点在している。ダウン
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ほかに古い建物が二つ並んで建っていたが、物置になっているようである。右下矢印
境内のお休み処に腰を下ろして、買っておいたバンとジュースで自然いっぱいの中で昼食をとる。
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境内のすぐ横が渡良瀬川の堤防になっており、上がってみると広い河原は見渡す限り古河ゴルフリンクスとなっていた。ダウン
その土手の上に万葉歌碑が立っていた。
古河駅前の歌碑と同じである。
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