まさに桜満開の城址公園を後にして南に向かってひたすら歩いて、駅に向かう坂道の近くにある正覚寺を目指す。
写真は立派な山門。ダウン
一間一戸の入母屋造の四脚門。
正面は千鳥破風で1860年築。
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ここも桜が満開であり、地味な境内に一段と華やかさが漂う。
写真は観音堂と桜。ダウン
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写真は枝垂桜と本堂。ダウン
本堂は明治6年に再建された。
浄土宗の寺院、創建は不詳だが、1560年に現在地に移転してきた。
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墓地の一角に、真田信之の正室で信吉の母である小松姫の墓がある(写真左)。ダウン
小松姫は徳川四天王の一人本多忠勝の娘であり、家康の養女として真田信之に嫁いだ。
敵味方に分かれた関ヶ原合戦の前、父信幸と弟信繁が孫に会いたいと訪ねてきた時に気丈に断り、その後密かに合わせたというエピソードが残るしっかりした女性であったという。
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境内には樹高21mのコウヤマキの大木。ダウン
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写真は境内の満開の桜。ダウン
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滝坂と呼ばれる急坂を下って行く。
ようやく沼田駅に到着。
上越線は生まれて初めて乗る電車であり、車窓からの利根川上流の景色を楽しむ。
車窓から撮った写真。ダウン
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沼田市内を随分と早足で廻ったが、時間切れで他に寺院を訪ねられなかったのが残念。
この日は高崎に戻りホテルに宿泊。
温泉風呂が付いており、ゆっくりと疲れをとる。