沼田駅の手前の材木町神明神社前で下車して、市内丘陵地にひろがる市街地を時間の許す限り散策することにする。
写真はバス停前にある神明神社。
木造鳥居と質素な社殿。
大きな常夜灯は1852年に寄進されたもの。
社殿は神門を構え回廊もついている。
祭神は大日霎尊、豊宇気比売神、大山祇神、日本武尊ほか
創建は不詳だが、1532年に城の鎮守社として勧請されたとも言われる。
写真は境内の石祠群。
写真はメインの材木町通り。
材木町交差点を右折して天桂寺に向かう。
右手に石柱門と長い参道が続く。
曹洞宗の寺院、山号は月宮山。
室町時代中期の開山。
本堂は入母屋造の銅板葺きで桁行六間。
真田家二代藩主信吉の菩提寺であり、屋根には六文銭。
境内に豊川稲荷社。
寺の南側に流れる城堀川の石垣は昔のままとのこと。
境内を出て城堀川に沿った道を歩くと墓地の中に、真田信之と小松姫の長男である二代藩主信吉の墓があった。
客殿の庭園は枯山水風で六文銭が配されていた。