34日に女房殿に誘われて新橋の浜離宮恩賜庭園に行ってきた。
この庭園には私が現役時代の最後3年間、近くの浜松町の貿易センタービルに勤務していたので二、三度訪ねたことがある。
女房殿は前日に友人と訪ねての連チャンと聞いて驚く。
新橋駅から浜離宮庭園までの間に近代的なビルが立ち並んでいるのにびっくり。
その地下街を縫うようにして歩いて到着。
写真は築地川に架かる大手門橋から入り口の大手門。ダウン
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入園するとすぐ左手に「三百年の松」が枝を拡げている。ダウン
六代将軍家宣が大改修をした時に植えられたという。
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浜離宮庭園は江戸時代には江戸城の出城としての機能をも持っていた徳川将軍家の庭園である。
1654年に鷹狩場であった当地に甲府宰相の松平綱重が海を埋め立てて甲府浜屋敷と呼ばれる別邸を建てたのがはじまりで、その後将軍家の別邸となり浜御殿と呼ばれるようになった。
明治になって皇室の離宮となり、昭和20年の終戦後に東京都に下賜されて浜離宮恩賜公園として一般に公開されるようになった。
                 
真っ直ぐに「潮入の池」に向かって歩くと左手に庚申堂鴨場の池が広がる。
1778年に築造された鴨の猟場。
お休み処と梅花。ダウン
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潮入の池には茶屋が三軒建っている。
海水を引き入れて潮の干満によって池の趣を変える様式。
池の中央に浮かぶ「中島の御茶屋」に向かって「お伝い橋」が架かっている。
写真は「お伝い橋」から「燕の御茶屋」を望む。ダウン
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写真は手前の「中島の御茶屋」から遠く対岸の「松の御茶屋」が見える。左下矢印
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「潮入の池」に沿って戻ってゆくと横堀水門がある。ダウン
東京湾の水位の干満に従って水門を開閉して池の水を調整している。
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写真は「将軍お上りの場」ダウン
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水上バス乗り場に出るが、さらにお花畑に向かって歩く。
菜の花が一面に咲いており、その先に梅林が見える。ダウン
秋にはコスモスが咲き誇るという。
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お花畑の傍に旧稲生神社が祀られている。ダウン
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水上バスに乗って浅草にと向かう。
隅田川沿いの河津桜と東京スカイツリーをパチリ。ダウン
この日は浅草寺近くの喫茶に立ち寄ってから帰宅する。
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