お知らせ
今日3日から神戸の義母宅に行き、4日～8日にかけて徳島県の寺院巡りに出かけてきます。
八十八ケ所霊場の徳島県23ケ寺を三日間で廻る日帰りツァーに参加。
前泊して丈六寺、後泊して箸蔵寺を訪ねる予定である。
その間ブログはお休みしますが、土産話を楽しみにして下さい。
薬王院を出てのどかな田園風景の中の道を東にと歩いて行くと、やがて車の通る道に出た。
信号を左折し地図に出ている安養寺を訪ねるが、既に廃寺になって数個の石仏が残るのみ。
最近読んだ本に、これから田舎の寺院の廃寺が増えるという記事を読んだがまさにこれだと実感する。
さらに近くの和泉公会堂を訪ねる。
大正10年に建てられた和風公会堂建築で国登録文化財。
正面中央は入母屋の車寄せと玄関を張り出している。
近くの男金神社は山道を登ることになりそうなので止める。
真っ直ぐな道を南に向かって歩く。
見渡す限りの緑一色の田圃と小高い山々を見ていると心安らかな気持ちになる。
まもなく左手に長泉寺の山門が見えてきた。
詳細は全く不明の寺であるが、なかなか立派な山門を持つ。
山門を入って右に鐘楼。
塀などは一切なく実に開放的な境内で周囲の景色と溶け込んでいる。
写真は本堂。日蓮宗の寺院。
境内には蘇鉄が植えられている。
さらに南に歩き161号線を越えると八坂神社の境内に至る。
写真は鳥居。
田畑の中、鎮守の森のような樹木に囲まれて質素な社殿が建っていた。
祭神は素盞鳴尊。
本殿には波の伊八の彫刻があるとのことだが見逃してしまった。
